LINE非表示は浮気?非表示を戻す方法・浮気の見破る方を解説

パートナーのLINEに「非表示リスト」があるのを見つけてしまったら、浮気を疑うのは当然のことです。
結論から言うと、非表示リストに異性の名前が含まれている場合、浮気の可能性は否定できません。
しかし、仕事上の付き合いで整理しているだけのケースもあり、これだけで浮気だと決めつけて問い詰めるのはまだ早いです。
この記事では、数多くの男女トラブルを解決してきた弁護士が、LINEの「非表示」設定から浮気を見破る具体的な手順を解説や、浮気の兆候、さらには勝手にスマホを見た場合の法的リスクや証拠能力についても詳しく解説します。
感情的になって失敗する前に、まずは正しい知識で冷静に事実を確認しましょう。
目次
LINEの「非表示」機能とは?浮気の可能性がある?
LINEの「非表示」とは、特定の友だちやトークルームを、トーク一覧画面から見えないように隠す機能のことです。
「削除」とは異なり、メッセージのデータそのものはスマホの中に残っています。
そのため、設定を解除さえすれば、いつでも元通りに連絡を取ったり、過去のやり取りを読み返したりすることができるのです。
浮気をする側にとって、これほど都合の良い機能はありません。
非表示にする理由とは?
なぜ、わざわざ特定の相手を非表示にするのでしょうか?
本来、この機能は「あまり連絡をとらないアカウントや企業の広告用アカウント等を隠して、画面を整理する」ために使われるものです。
しかし、頻繁に連絡を取り合っているはずの相手(特定の異性)を非表示にしている場合、理由は一つしかありません。
それは、「パートナー(妻や夫)に見られたくないから」であり、やましい関係、つまり浮気の可能性が極めて高い危険なサインです。
「非表示」と「ブロック」「削除」の違い
LINEには「隠す」機能がいくつかあり、混乱しやすいポイントです。それぞれの違いと「浮気度」を整理しました。
機能の違い早見表
| 機能 | 相手からの連絡 | トーク履歴 | 浮気の可能性 |
|---|---|---|---|
| 非表示 | 届く(通知オフも可) | 残る(隠れるだけ) | 高い(関係を継続しつつ隠している) |
| 削除 | 届く | 消える | 中(証拠隠滅だが、過去が見れない) |
| ブロック | 届かない | 残る | 低い(関係を断ち切っている) |
「ブロック」は相手を拒絶する意思表示であり、「削除」は過去を消す行為です。これらと異なり、もっとも注意すべきは「非表示」です。
「非表示」は「水面下で関係を続けながら、表向きは隠す」という、最も悪質な隠蔽工作にも使うことができる機能だからです。
浮気を見破る!LINE非表示リストを確認する裏技は?
パートナーがお風呂に入っている隙など、スマホを操作できる状況にある場合、以下の手順で「非表示リスト」を確認することで、隠された浮気相手を見つけられる可能性があります。
非表示リストの出し方(確認手順)
非表示にされた友だちやトークは、設定画面の奥深くに隠されており、いわば「パンドラの箱」です。
以下の手順でこの箱を開けることができます。



ここに表示されている名前が、普段隠されている相手です。
リストの中に、以下のようなアカウントはありませんか? もしあれば、浮気の兆候といえます。
- 明らかに異性の名前
- 名前を「会社の人」「佐藤(偽名)」などに変えているが、アイコンが異性の写真
- 通知が「オフ」に設定されている(通知でバレないようにしている)
- 非表示トークを再表示(戻す)して中身を見る方法
リストの名前を見つけただけでは、トークの中身までは読めません。
中身を読むには、リストにある名前の横の「編集」ボタンをタップし、「再表示」を選択してください。
これでトークルームが「トーク一覧画面」に戻り、隠されていた過去のメッセージ(浮気の証拠)を確認することができます。
非表示トークを見るとバレる?
非表示を解除(再表示)すると、そのトークルームが「トーク一覧」の最上部に現れてしまうことがあります(更新順などで並んでいる場合)。
再度、非表示に戻しておかなければ、パートナーがスマホを開いた瞬間に、「あれ?隠していたはずの◯◯さんとのトークが出ている」と気づかれ、勝手に見たことがバレるリスクが非常に高いです。
浮気が疑われるトーク履歴を自分のスマホで撮影する等して証拠収集をした後は、必ず元の通り「非表示」設定に戻すことを忘れないでください。
大きく分けて、以下の2つのリスクがあります。
- ① プライバシーの侵害(民法第709条)
無断でスマホの中身を見る行為は、民法上の不法行為(プライバシー侵害)にあたります。
浮気の証拠をつかめても、逆に相手から「精神的苦痛を受けた」として慰謝料を請求されるおそれがあります。 - ② 不正アクセス禁止法違反(不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条、第11条)
パスワードやIDを入力して、LINEやSNSなどにログインする行為は、犯罪(不正アクセス行為)になりえます。
引用元:民法|e-Gov法令検索
それでも証拠として使える?
では、違法に手に入れた証拠は、裁判で使えないのでしょうか?
結論から言うと、民事裁判(離婚裁判など)では、原則として証拠として認められます。
証拠がないと、たとえ浮気があっても、民事裁判では負けることもあるので、証拠の収集は重要です。
ただし、「盗み見たLINEを証拠として使えること」と「勝手に見た行為が許されること」は全く別の問題です。
「証拠としては使えたが、自分も訴えられた。」という事態にならないよう、証拠をつきつける場面では、慎重な判断が必要です。
非表示だけじゃない!LINEの怪しい行動チェックリスト
LINEで浮気相手とやり取りをしている場合、それがバレないようにする行動がとられるのが通常です。
そのため、次のような行動がある場合は、LINEで浮気相手とやり取りしている可能性もあると考えられます。
以下、それぞれについて解説していきます。
行動・態度に関するもの
スマホ自体を見られないようにする行動は、セキュリティ対策や、秘密にしている趣味などが理由の場合もあるため、必ずしも浮気相手とのLINEのやり取りを隠したいことが理由とは限りません。
もっとも、急にスマホの扱い方が変わったという場合などは、疑わしいといえるでしょう。
家の中でもスマホを肌身離さず持っている
現代ではスマホを持ち歩くこと自体は不自然ではありませんが、「以前との変化」に注目してください。以下のような行動は要注意です。
- これままではリビングなどに放置していたのに、肌身離さず持ち歩くようになった
- トイレや脱衣所、ひどい場合は布団の中にまで持ち込むようになった
スマホの画面を覗かれることを極端に警戒する
操作中にパートナーが近づくと、「開いている画面を閉じる」「スリープボタンを押す」「画面を伏せる」といった反射的な行動をとる場合、見られたくないやり取りをしている可能性が高いです。
また、以下のような拒否反応も典型的なサインです。
- 「貸して」と言っても頑なに貸してくれない
- 画面(写真など)は見せてくれても、スクロールしようとすると手を止める
- 「子どもが勝手に触ると困るから」など、もっともらしい理由で触らせない
スマホのロック設定が変わった
セキュリティ上、ロックをかけること自体は普通ですが、ここでも変化が重要です。
- 今までかけていなかったのに、急にロックし始めた
- 以前は共有していた暗証番号を、予告なく変更して教えなくなった
このような場合、中身を見られては困る事情(浮気の証拠)ができたと考えられます。
LINEの機能に関するもの
LINEのパスコードロックを設定している
パスコードロックを設定すると、LINEのアプリの起動時に4桁の暗証番号(パスコード)の入力又は生体認証をしなければ、アプリを開くことができないようになります。
パスコードは初期設定では登録されていないので、自分で設定・登録する必要があります。
パスコードロックを設定すると、LINEのアプリを起動する度に逐一パスコードの入力が必要になりますので少々面倒です。
スマホ本体のロックに加え、パスコードロックを敢えて設定しているような場合は、見られたくないLINEのやり取りがある疑いがあるといえるでしょう。
表示名を変更して偽装している
浮気相手の名前を「会社の上司」や「同性の友人」の名前に変更して、通知が来ても怪しまれないようにする手口です。
しかし、こちらの操作で名前は変えられても、「アイコン画像」は相手が設定するものなので変更できません。
そのため、以下をチェックしてください。
- 表示名: 「佐藤部長」「株式会社〇〇」「(男性の下の名前)」など
- アイコン: 女性の自撮り、可愛いスイーツ、ディズニーなどの風景
このように、「堅い名前なのに、アイコンが明らかに女性っぽい(プライベート感満載)」という場合は、浮気相手の名前を偽装している可能性が極めて高いといえます。
通知がオフになっている
LINEでは、LINE全体の通知が来ないように設定することも、特定の友だちからのメッセージのみ通知が来ないように設定することもできます。
初期設定では、メッセージが届くとLINEのアプリを起動していなくてもスマホの画面上に通知が表示されるようになっています。
そうすると、浮気相手からのメッセージが届いたことやその内容の一部を見られるリスクがあるため、見られたくないやり取りがある場合は通知をオフにしている場合があります。
特に、特定の相手からの通知のみがオフになっている場合は、その相手とのやり取りを隠したいという心境が窺われるため、疑わしいといえるでしょう。
非表示にしている友だち・トークがある
「友だちリスト」から名前を隠したり、「トークルーム(履歴)」自体を一覧から消している場合、浮気相手である可能性が極めて高いです。
具体的な確認手順やすぐに戻す方法は、記事前半の「浮気を見破る!LINE非表示リストの確認方法」で解説していますので、そちらを参考にチェックしてみてください。
トーク履歴が不自然に削除されている
LINEには「削除」機能があり、一度消すと復元は困難です。こまめに削除していること自体、やましいやり取りがあった証拠といえるでしょう。
LINEでは、トーク履歴を削除することができます。
特定の人物とのトークルームがまっさらだったり、不自然なところから始まっている場合は、履歴が削除されている可能性が高いといえます。
履歴が削除されている場合は、そのトークの相手との浮気が疑われるといえるでしょう。
LINEが浮気の証拠となる?
LINEはその内容によっては浮気の証拠となります。
もっとも、浮気を理由に法律上の請求(離婚や慰謝料の請求)をすることができるのは、基本的には性交渉を行った場合となります。
そのため、有力な証拠となるためには、性交渉があったことを直接言及しているものや、性交渉があったことをうかがわせるやり取りであることが必要になります。
浮気の証拠になるLINEトーク内とは?
性交渉があったことをうかがわせるやり取りとは、例えば、ホテルやいずれかの自宅に泊まったことがわかるやり取りがあった後で、「昨日は気持ちよかった。」などのメッセージが送られているような場合です。
このような一連のやり取りがあれば、通常は、性交渉があったことを推認することができます。
このとき、「気持ちよかった」とのメッセージだけを切り取っても、それだけでは性交渉があったことを裏付けることはできないことには注意する必要があります。
「好き」「愛してる」「愛し合いたい」「抱いて欲しい」「一緒に暮らしたい」などのメッセージについても同様です。
ただし、このようなメッセージしかない場合(その前のやり取りの履歴が削除されている場合など)でも、他の証拠(ホテルのレシート、クレジットカードの履歴など)と合わせて、性交渉があったことを裏付けられることもあります。
具体的な事案においては、どの程度の内容であれば証拠となり得るかの判断が難しいため、詳しくは専門の弁護士に相談されることをおすすめいたします。
LINE以外で分かる浮気の兆候
LINEに関するもの以外の浮気の兆候としては、次のようなものがあります。
- 残業、職場の飲み会などを理由に帰りが遅くなることが増える
- 出張、休日出勤などが増える
- お金の使い方が変わる
- 仕事の時間帯でないにもかかわらず電話に出ない
- 予定を確認してくるようになる
- セックスレスになる
- 態度が変わる
- 外見を気にするようになる
- 服装などが変わる
- 自家用車の様子が変わる
なお、上記はいずれも一般的な傾向を示すものであり、浮気以外のことが原因となっている場合もありますし、浮気をしていても上記の兆候が現れない場合もあります。
あくまでも、浮気を疑うきっかけとなりやすいものとして押さえておくとよいでしょう。
以下、それぞれについて簡単に解説していきます。
残業、職場の飲み会などを理由に帰りが遅くなることが増える
仕事終わりに浮気相手と会ってレストランやホテルに行くと、いつもよりも帰りが遅くなるでしょう。
その場合に、残業や飲み会などで遅くなったという言い訳はよく使われるものと思われます。
仕事や飲み会だったと言われると、最初のうちはあまり疑いを持つことはないかもしれませんが、
- 日頃は残業や飲み会があまりなかったのに、最近になって増えた
- 日頃から残業や飲み会で遅くなることはあったが、繁忙期などではないのに回数が多い
など、不自然な点がある場合は疑わしいといえるでしょう。
出張、休日出勤などが増える
配偶者には出張と告げ、実は休暇を取って浮気相手と旅行等に行く場合や、休日出勤と告げ、実は浮気相手とデートに行く場合があります。
- それまでは出張や休日出勤があまりなかったのに、最近になって増えた
- 出張や休日出勤に出掛ける際の服装や荷物が不自然(いつもの通勤スタイルではない)
などという場合は、疑わしいといえるでしょう。
お金の使い方が変わる
浮気をしていると、浮気相手とのデート代を負担したり、浮気相手へのプレゼントを購入したりすることにより、出費が増える場合があります。
相手がクレジットカードで決済をしている場合は、カードの利用明細等から利用店を割り出すこともできます。
相手が普段であれば利用しなさそうな店で決済している場合は疑わしいといえるでしょう。
仕事の時間帯でないにもかかわらず電話に出ない
就業時間を過ぎていたり、以前であれば繋がった時間帯に電話に出ない場合、その理由の1つとして、浮気相手と会っている最中であるという可能性が考えられます。
妻が専業主婦の場合で、家にいるはずの時間帯なのに電話に出ない場合なども同様です。
予定を確認してくるようになる
配偶者に予定がある日時であれば、浮気相手と一緒にいるところを配偶者に見られるなどのリスクを回避することができます。
そのため、浮気をしている場合は、配偶者の予定を気にして確認してくるようになる傾向にあります。
特に、これまでは無頓着だったにもかかわらず、急に気にし始めるようになったような場合は疑わしいといえるでしょう。
セックスレスになる
男女かかわらず、浮気相手とのセックスに満足すると、夫婦間ではセックスレスになる傾向にあるようです。
相手が求めてこなくなったり、拒否したりすることが原因で頻度が減ったような場合は疑わしいといえるでしょう。
もっとも、配偶者を満足させて浮気がバレないようにするために、敢えて積極的になるという人もいるようです。
いずれにしても、夫婦間において何らきっかけがなかったにもかかわらず、相手が原因で夫婦の性生活に変化が見られたような場合は要注意といえるでしょう。
態度が変わる
浮気をしていると、罪悪感や、バレないようにしようとする心境や、浮気によって心が満たされ余裕ができたなどの理由から、配偶者に対して優しくなることがあります。
他方、浮気によって心が満たされたために、配偶者にかまってもらわなくても満足し、逆に配偶者に対してはそっけなくなる場合もあります。
いずれにしても、普段と態度が変わった場合は、浮気がきっかけとなっている可能性もあるといえるでしょう。
外見を気にするようになる
浮気をしていると、浮気相手に好印象を与えたいという心境から、外見を気にするようになることがあります。
男性の場合は、スキンケア、育毛、筋トレなどを始める、女性の場合はきちんとメイクをする、エステに行くようになるなどの変化があった場合は、疑わしいといえるでしょう。
もちろん、年齢などを気にして気を付けるようになったという可能性もありますが、それまで無頓着だった人が急に気を遣い始めた場合は要注意といえるでしょう。
服装などが変わる
外見を気にするようになったことと重なりますが、浮気相手に好印象を与えたい心境から、服装などが変わることがあります。
男性の場合は、妻に普段着や下着などの購入を任せているという方も多いかもしれませんが、そのような方が自分で下着を購入するようになったなどの変化があれば、疑わしいといえるでしょう。
女性の場合は、これまでは楽な服装を好んでいたのにもかかわらず、急に女性らしい服を揃えたり、おしゃれな下着を揃えたりし始めたなどの変化があれば、疑わしいといえるでしょう。
自家用車の様子が変わる
相手が仕事などで自家用車を日常的に使用している場合、自家用車に浮気相手を乗せている可能性があります。
以前は乱雑だったのに片付けられているようになったり、消臭剤などが置かれるようになったりした場合は、疑わしいといえるでしょう。
また、走行距離が不自然に延びていたり、カーナビの履歴に相手が行きそうもないところが入っていたりした場合は、浮気相手とドライブした疑いもあるといえます。
浮気の証拠を掴めたらできること
不貞行為とは、基本的には「配偶者以外の人と性的関係を結ぶこと」とされています。
性的関係とは、肉体関係(性交渉又は性交類似行為)のことをいいます。
浮気の中でも、浮気の当事者の少なくとも一方が既婚者で、かつ肉体関係を伴うものは、不貞行為にあたります。
不貞行為となる場合は、法律上の請求、具体的には、離婚や慰謝料の請求をすることができます。
離婚の理由となる
不貞行為は離婚の理由となります。
日本では、夫婦の話し合い(協議)によって離婚することが可能ですが、話し合いがまとまらない場合は、最終的には裁判所で離婚判決を出してもらわないと離婚することができません。
裁判所で離婚判決を出してもらうためには、法律に定められている「離婚事由」(離婚できる条件)があることが必要です。
不貞行為は、離婚事由の1つとして定められています。
そのため、配偶者が不貞行為をした場合は、基本的には離婚を請求することができます。
民法(裁判上の離婚)
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
引用元:民法|電子政府の窓口
慰謝料を請求できる
夫又は妻に不貞行為をされた場合は、不貞行為をした夫又は妻と不貞行為の相手に対し、慰謝料を請求することができます。
慰謝料とは、不貞行為によって被った精神的な苦痛をつぐなうために加害者(不貞行為をした当事者)に請求するお金のことです。
法律(民法)では、「不法行為」によって損害を受けた場合に慰謝料を請求することができると定められています。
「不法行為」とは、簡単に言うと他人の権利や利益を侵害する行為のことです。
不貞行為は、被害者(不貞行為をされた妻又は夫)の円満な夫婦生活を送る権利や利益を侵害するものであるため、「不法行為」に当たるとされています。
そして、不貞行為をされた場合は、通常は、精神的な苦痛を被ることになります。
したがって、不貞行為をされた場合は、基本的には慰謝料を請求することができます。
民法(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
引用元:民法|電子政府の窓口
浮気が疑われる場合の対処法
証拠をおさえる
浮気が疑われる場合は、相手を問い詰める前にまずは証拠を押さえるようにしましょう。
証拠を押さえていないと、相手に浮気を否定されてしまえばそれ以上話が進まなくなってしまいます。
また、こちらが浮気に感づいたことを知った相手に証拠を隠滅されてしまう恐れもあります。
離婚や慰謝料など法律上の請求をする場合は、証拠(特に性的関係の証拠)がないと基本的に請求を認めてもらうことはできません。
そのため、まずは証拠を押さえることが重要になります。
LINEの証拠を押さえる際のポイント
LINEの証拠を押さえる方法として多いのは、相手のスマホにLINEのトーク画面を表示させ、それをスマホごと撮影して写真にしておくというものです。
その際の注意点は次のとおりです。
- だれのスマホであるかわかるようにスマホ全体の写真を撮ること
- メッセージの送信日時がわかるように撮影すること
- メッセージの前後が途切れていないことがわかるように撮影すること
それ以外の方法としては、LINEの「トーク履歴の送信」機能を使って履歴を自分のスマホやパソコンに送信する方法があります。
これは、LINEのトークルームのメニューから「トーク履歴の送信」を選択し、相手が利用しているメールサービス等を使ってトーク履歴を全てメールで送る方法です。
全てのトーク履歴を短時間で入手することができる点は優れています。
しかし、テキストファイル形式で送信されるため、スタンプや写真はそのまま表示されず、[スタンプ][写真]などの文字となってしまいます。
LINE上では、スタンプだけでもある程度会話が成立するため、スタンプが全て[スタンプ]という文字になってしまうと、やり取りの内容を正確に反映できない可能性があります。
また、相手のスマホを操作してメールを送ったり送信履歴を削除したりする必要もあるため、難易度が高くなります。
そのため、状況によりますが、基本的には相手のスマホ本体を撮影する方法がよいといえるでしょう。
先にも解説した通り、LINEも内容次第では有力な証拠となる場合がありますが、多くの場合はそれだけでは性的関係の証拠とはなりません。
また、次に解説するように、LINEの証拠を押さえるにはリスクが伴います。
そのため、性的関係を裏付けるその他の証拠を押さえることも重要です。
押さえるべき証拠、証拠の収集方法、収集の際の注意点などは、状況により異なります。
詳しくは男女問題に詳しい弁護士に相談されることをおすすめいたします。
証拠を押さえることは非常に重要ですが、証拠を集める際に違法な行為をしないよう注意する必要があります。
LINEの証拠を押さえるためには、相手のスマホの中身を見なければなりません。
相手のスマホの中身を見る行為については、プライバシーの侵害として慰謝料を請求されるリスクもあるということを念頭に置いておく必要があります。
また、相手になりすまし、LINEやメールサービス等のID・パスワードを不正に入手してアクセスした場合、不正アクセス禁止法に抵触し、刑罰を科される可能性もあります。
さらに、多いケースではありませんが、裁判では、「収集手段が著しく反社会的で不正な証拠」と判断されると、それを証拠として扱ってもらうことができなくなる場合があります。
そのため、スマホにロックがかかっているような場合は、無理に突破しようとせずにLINE以外の証拠を集めることに注力した方がよいこともあります。
もっとも、具体的な方策については状況により異なりますので、詳しくは専門の弁護士に相談されるようにして下さい。
男女問題に詳しい弁護士へ相談する
浮気が疑われる又は発覚したという場合に、冷静に何をすればよいのかを判断するのは難しいことです。
やみくもに相手を問い詰めたり、浮気相手と疑われる人物と接触を図ってしまうと、事態を悪化させご自身に不利益な影響が及ぶ可能性もあります。
まずは専門家に相談し、証拠集めや今後の方針についてアドバイスをもらうとよいでしょう。
浮気が発覚した後の方針としては、主に次のようなものがあります。
- ① 浮気相手と別れさせて夫婦関係を修復する
- ② 浮気相手や浮気をした配偶者に慰謝料を請求する
- ③ 浮気をした配偶者に離婚を求める
いずれにしても適切な対応をしていくためには、専門知識や交渉のノウハウが不可欠になります。
そのため、浮気が疑われる場合は、まずは男女問題に詳しい弁護士へ相談されることをおすすめいたします。
まとめ
以上、浮気が疑われる場合のLINEに関する行動や、浮気の兆候、浮気が疑われる場合の対処法などについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
「LINEに関する怪しい行動」は、浮気を疑うきっかけとなることが非常に多いです。
しかし、浮気相手とのやり取りの証拠を押さえることは容易ではありませんし、仮に押さえることができたとしても性的関係を裏付けるような証拠とはならないことも多いです。
また、仮に有力な証拠が押さえられたとしても、その後に適切な対処をするためには、専門知識や技術が必要になります。
そのため、パートナーの浮気が疑われる場合や、パートナーの浮気に悩まれている場合は、まずは専門の弁護士に相談されることをおすすめいたします。
当事務所では、離婚問題を専門に扱うチームがあり、男女問題について強力にサポートしています。
LINE、Zoomなどを活用したオンライン相談も行っており全国対応が可能です。
男女問題については、当事務所の離婚事件チームまで、お気軽にご相談ください。
この記事が、パートナーの浮気の問題にお悩みの方にとってお役に立てれば幸いです。
なぜ離婚問題は弁護士に相談すべき?弁護士選びが重要な理由とは?




