弁護士の回答

債務整理の手続の内容によっては発覚しません。

◎ 家族に余計な心配はかけたくない

◎ 借金が発覚すると離婚されるかもしれない

◎ 家族に知られずに借金問題を解決したい

当事務所には、このようなご相談が多く寄せられています。

 

借金問題を知られることのデメリット

借金の問題について、「ご家族に知られたくない」という方は多くいらっしゃいます。

これは、借金の問題に対するネガティブなイメージを持っている方が多いことが原因です。

借金と聞くと、例えば

◎ 借金取りからの過酷な取り立てがなされるのではないか

◎ 生活に必要なものが差し押さえられるのではないか

◎ 本人だけでなく子どもたちにも悪影響があるのではないか

などの漠然とした不安感がありますが、は、上記のような心配はほとんどありません。

しかし、法的に大きなデメリットがなかったとしても、「債務整理を弁護士に依頼している」こと自体で「お金にだらしない」というレッテルが貼られてしまう可能性があります。

そのため、できることなら借金を知られたくないというのは自然な考えだと思います。

 

借金が発覚する場合とは

では、どのようなケースで借金が発覚してしまうのか。

借金問題を解決する債務整理の手法には、個人破産、個人再生、任意整理の3つがあります。

家族に発覚する可能性は、どの手続を選択するかで異なります。

あくまでイメージですが、手続ごとの発覚する可能性の度合いは下図のとおりです。

破産 個人再生 任意整理
発覚する可能性
高い

事案による
×
低い

もっとも、破産の場合、必ず発覚するかと言うとそういうわけではありません。

また、任意整理であっても、発覚する可能性はゼロではありません。

結局、破産、個人再生、任意整理の具体的な状況によって、発覚するかしないかが変わってきます。

そこで、以下、それぞれの手続ごとにくわしく解説いたします。

家族に内緒で破産できる?

家族に内緒で個人再生できる?

家族に内緒で任意整理できる?

 

 

ご家族のことをご心配されている方へのサポート

以上のように、借金がご家族に発覚すると、不必要に心配をかけてしまうおそれがあります。

そこで、当事務所の破産再生チームは、以下のような取り組みを行っています。

 

①秘匿希望についての確認

当事務所では、ご依頼を受ける際に、借金がご家族に発覚する可能性の有無や程度についてご説明しています。

そして、借金が発覚する可能性が低い事案の場合、ご本人様がご家族に対して、秘匿を希望されるかどうかを確認するようにしております。

 

②ご家族への安心サポート

借金が発覚する可能性が高い事案の場合、後からご家族に発覚するよりも、先手を打ってご家族に正直に話しておいたほうがよいと考えられます。

しかし、ご本人様がご家族に直接お話をされると、うまく話ができないなどの状況が想定されます。

そこで、当事務所の破産再生チームは、ご依頼時に、ご家族向けの説明文書をお渡ししております。

この文書には、当事務所の弁護士が強力にサポートすることや、債務整理の場合にご家族への悪影響が法的にはないことなどが記載されています。

また、ご本人様だけでなく、ご家族から当事務所の弁護士に対して、直接、不安な点等を相談できるというサービスもご提供しています。

これにより、借金問題をご家族に打ち明ける場合でも、ご本人様のご不安を極力無くすようにしています。

 

③債権者への迅速な受任通知の発送

借金問題がご家族に発覚するきっかとして多いのは、債権者からの通知文書(督促状など)です。

当事務所では、債務整理のご依頼を受けると、基本的に速やかに受任通知を債権者に送付します。

受任通知には、当事務所の弁護士が代理人として就任したこと、今後はご本人様に対して直接取り立てを禁止する、などの内容が記載されています。

これによって、債権者からご本人様に対する、文書通知の可能性を低くしています。

 

④自宅への郵送の際の配慮

債務整理について依頼を受けると、通常、法律事務所と依頼者との間では、様々な書類の送付が想定されます。

しかし、封筒に法律事務所の名前が記載されていると、それを見たご家族が心配になってご本人様に質問し、そこから借金問題が発覚する可能性があります。

そこで、当事務所では、ご本人様が希望すれば、ご自宅に文書を送付せずに、E-mailでデータを送信するようにしています。

また、文書を送付しなければならない場合でも、例えば、法律事務所の名前が記載されていない封筒を使用するなど、柔軟な対応を行っています。

 

⑤電話時の配慮

債務整理を弁護士に依頼されると、電話による確認が必要となることが想定されます。

しかし、弁護士がご自宅に電話をすると、それをきっかけとしてご家族に借金問題が発覚する可能性があります。

そこで、当事務所では、ご家族に対して、借金問題の秘匿を希望される場合、ご自宅には電話をせずに、携帯電話に架電したり、メールを活用する等の柔軟な対応を行っています。

 

 



弁護士が解説!債務整理についてよくある相談Q&A



債務整理についてもっとお知りになりたい方はこちら