弁護士法人デイライト法律事務所 パートナー弁護士

切迫早産になるのは、必ずしも、働きすぎ・動きすぎが原因というわけではありません。
切迫早産は、赤ちゃんが通常生まれる時期(正産期)より前(妊娠22週から37週未満までの間)に、赤ちゃんが生まれそうな状態になってしまうことです。
切迫早産になる原因には、感染症、手術・病気の既往歴、持病、元々の体型や体重増加の状況など様々なものがあります。
そのため、働きすぎ・動きすぎなど、妊婦さんの行動が切迫早産の原因となる場合ばかりではありません。
とはいえ、妊婦さんが働きすぎたり動きすぎたりすると、切迫早産のリスクを高めるとも言われています。
妊娠中は、働きすぎ・動きすぎになっていないか、おなかの張りが規則的にあるなど切迫早産気味になっていないか、といったことに注意し、妊婦検診にも医師の指示どおりに通うことが大切です。
この記事では、切迫早産の原因、切迫早産の症状、予防法、対処法などについてご紹介していきます。
さらに、これらとあわせて、妊娠中に働きすぎ・動きすぎになることを防ぐための職場との交渉方法なども解説していきます。
妊娠中の働き方について不安がある方は、ぜひご一読ください。
目次
切迫早産の原因は働きすぎ?
切迫早産の原因には、働きすぎ・動きすぎ以外にも様々なものがあります。
たとえば、感染症や双子などの妊娠、持病なども、切迫早産の原因となります。
中には、原因はわからないのに、早産・流産を繰り返してしまう、という方もおられます。
また、妊娠中に体を動かすこと自体はむしろ良いことであり、運動不足の方が良くない影響を与えると言われています。
ただ、妊娠中に働きすぎ・動きすぎになることが切迫早産のリスクを高めることもわかっています。
参考:早産・切迫早産 – 公益社団法人 |日本産科婦人科学会
動きすぎ・働きすぎだったのに十分な休養をとらず、免疫力が下がってしまうなどすると、感染症になり、切迫早産のリスクが高まる、ということも起こり得ます。
妊娠中は、働きすぎ・動きすぎにならないように、また、疲れた場合にはしっかりと休養をとるように気をつけることが大切です。
そもそも切迫早産とは?

切迫早産とは、妊娠22週から37週未満の間に、赤ちゃんが生まれるおそれが高い状態になることです。
赤ちゃんが生まれるのは、本来、妊娠37週から41週の間の時期(正産期)です。
そのため、妊娠22週から37週未満の時期に生まれてしまうと、早産になります。
切迫早産は、この早産に至ってしまいそうな状態を指す言葉となっています。
なお、妊娠22週未満に胎児が生まれた場合、この時期の胎児は母体外で単独で生存することができないので、流産となります。
切迫早産に関する詳しい説明は、以下のページもご覧ください。
「切迫早産」はまだ早産していない状態
なお、切迫早産について、「既に早産してしまっている状態」と思われる方がおられますが、これは間違いです。
切迫早産は、あくまで「早産になりそうで切迫している状態」であり、既に早産となったわけではありません。
切迫早産になっても、医師の指示に従って安静にするなど適切な対処をすることで、早産にならず、正産期まで妊娠した状態を維持できる場合も少なくありません。
この点については、お間違いのないようお願いします。
切迫早産の原因とは?
切迫早産の原因には、次のようなものがあります。
①手術歴・病歴・前回の妊娠時の事情・妊娠前の事情
- 自己免疫疾患
- 糖尿病
- 子宮の手術(円錐切除術など)の経験
- 子宮内膜症・子宮腺筋症の既往
- これまでの妊娠での早産・後期の流産の経験
- 妊娠前のやせた体格
②妊娠中の事情
- 絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)
*赤ちゃんを包む膜(絨毛膜・羊膜)が炎症を起こすというもの - 妊娠中の体重増加の少なさ
- 双子・三つ子などの多胎妊娠
- 子宮頚管(子宮の出口)の短さ
- 膣・尿路・子宮頚管などの感染症
③その他、切迫早産のリスクを高めるもの
- 歯周病がある
- 重労働・長時間労働・ストレスのかかる労働をしている
参考:早産・切迫早産 – 公益社団法人| 日本産科婦人科学会
ほかに、喫煙が早産につながるともいわれています。
切迫早産になりやすい人の10の特徴
切迫早産になりやすい人の特徴には、次のようなものがあります。
①早産や流産をしたことがある
以前妊娠した際に早産や後期の流産をしたことがある人は、切迫早産になりやすい傾向があります。
たとえば、子宮頚管無力症で以前に早産などになった人は、次回以降の妊娠でも同じようになる傾向があります。
②子宮の手術をしたことがある
子宮の手術(円錐切除術など)をしたことがあると、切迫早産になるリスクが高まります。
③子宮内膜症・子宮腺筋症になったことがある
子宮内膜症・子宮腺筋症になったことがあると、切迫早産になるリスクが高くなります。
④糖尿病・自己免疫疾患といった持病がある
糖尿病や自己免疫疾患といった持病があると、切迫早産になるリスクが高くなります。
⑤免疫力が落ちている
免疫力が落ちていると、感染症にかかりやすくなります。
そうして絨毛膜羊膜炎などの感染症になってしまうと、早産になってしまうリスクが上がります。
働きすぎ・動きすぎなどで疲労がたまってしまうと、免疫力が落ちてしまいますので、気をつけましょう。
⑥双子・三つ子などを妊娠している
双子・三つ子などの妊娠(多胎妊娠)では、切迫早産が起こりやすくなります。
⑦喫煙者である
煙草を吸っていると、早産のリスクが上がり、切迫早産にもなりやすくなります。
⑧やせ体型である・妊娠中の体重増加が少ない
妊婦さんがやせていると、切迫早産となるリスクが高まります。
妊娠中に適切な体重増加が見られない場合も、切迫早産のリスクが高まります。
⑨妊婦検診で「子宮頚管が短くなっている」と言われた
妊婦検診で「子宮頚管が短くなっている」と言われると、後々切迫早産になるリスクが高くなります。
⑩ストレスや負荷の多い環境にある
仕事や家事などで、ストレスや負荷が多くなっていると、切迫早産を起こすリスクが上がってしまいます。
切迫早産になりやすい職業とは?
切迫早産になりやすい職業には、次のようなものがあります。
- 立ち仕事が多い
- ストレスが多い
- 重労働である(重い荷物を運ぶなど)
- 長時間労働をしている
このような仕事は、妊娠中には負担が大きく、切迫早産に至ってしまうリスクを高めてしまいます。
もちろん、上に挙げたような負担の大きい職業でなくても、家事や仕事をしていて切迫早産の傾向が出てくることはあります。
いずれにせよ、妊娠中に仕事を続けている方は、体調に不安を感じた場合には、主治医に、このままの仕事や生活を続けても大丈夫か相談してみましょう。
もし負担を軽減することが必要だと言われたら、医師から必要な指導をしてもらいましょう。
そうすれば、周囲の人にも、配慮してもらえるよう頼みやすくなります。
仕事の負担軽減を職場に申し出る際には、医師に、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を発行してもらうと便利です。
参考:母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について|厚生労働省
切迫早産の症状
切迫早産の症状には、自覚できる症状(自覚症状)と検査でわかる症状があります。
それぞれについてご紹介していきます。
切迫早産の自覚症状
切迫早産の自覚症状は、主に次のものになります。
- 規則的なおなかの張りや痛み(子宮収縮を示す)
- 性器出血(少量の場合も含む。「おしるし」)
- 前期破水
こうした症状が出たら、なるべく早く病院を受診し、状態を確認してもらいましょう。
検査でわかる切迫早産の症状
妊婦検診などで行われる次のような検査でも、切迫早産の症状を発見することができます。
超音波検査でわかるもの
超音波検査でわかる切迫早産の症状として、次のようなものがあります。
- 内子宮口の開大(V字型に開大している)
- 子宮頸管長(子宮頚管の長さ)の短縮
子宮頚管長は、実際に切迫早産になる前から切迫早産のリスクを知ることができるものとなっています。
たとえば、妊娠24週未満で頸管長が25mm未満だと、早産のリスクが高くなります。
ほかにも、妊娠32週よりも前から子宮頚管長の短縮が見られる場合も、切迫早産が疑われます。
NST(ノンストレステスト)でわかるもの
NST(ノンストレステスト)とは、胎児にストレスを与える子宮収縮(陣痛)を人為的に引き起こすことなく、胎児の心拍数と子宮収縮圧の状態を計測する検査のことをいいます。
検査方法は、横になった妊婦さんのおなかに、分娩監視装置という医療機器のセンサーを貼り付けるというものです。
NSTを行うと、胎児心拍数と子宮収縮圧の変化を時系列に沿って確認できるグラフ(胎児心拍数陣痛図)が、分娩監視装置によって作成されます。
正常な妊娠であれば、胎児心拍数陣痛図を見ても、子宮収縮が起きていることは確認できません。
しかし、切迫早産となっていると、人為的に子宮収縮を引き起こしているわけでもないのに規則的な子宮収縮が起こっており、その様子が胎児心拍数陣痛図に表れます。
NSTについてより詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
早産マーカーの検査でわかるもの
羊水検査・粘液採取などの各種検査では、早産マーカーといわれる項目についてもチェックしています。
切迫早産の際に注目される早産マーカーには、次のようなものがあります。
- 顆粒エラスターゼ活性
- 癌胎児性フィブロネクチン など
これらの数値が、基準よりも増加又は減少していると、切迫早産の疑いが出てきます。
切迫早産への対処法
「出血やおなかの張りがあり、切迫早産かもしれない」「妊婦検診で、切迫早産だと言われた」という場合、次のような対処法をとっていきます。

すぐに病院を受診する
おなかの張りや痛み、出血、前期破水など切迫早産の場合に現れる症状が出た場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。
夜間・休日などには、救急車を呼んで搬送してもらった方がよい場合もあります。
救急車を呼んだ方がよいかどうか判断できない場合は、救急安心センター事業(#7119)に電話をして相談することもできます。
家族や職場に連絡する
切迫早産になった場合、安静にしなければならなくなることが多いです。
そうなると、基本的に仕事や家事もできなくなります。
場合によっては、入院が必要になることもあります。
このように、切迫早産となると、自分や周囲の生活や仕事に大きな影響が出ます。
そのため、切迫早産となったときは、家族や職場に連絡し、事情を説明して、協力を求めることが必要になります。
特に、上の子がいる場合、家族や親族、ベビーシッターなど、お世話してくれる人を頼まなければならないことがあります。
そうした場合には、なるべく早く家族などに連絡し、対応を考えるようにしましょう。
入院の準備をする
切迫早産と診断されると、入院して安静にするように指示されることがあります。
最初は自宅で安静にしていればよいと言われた場合でも、症状が進行し、入院を指示されることもあり得ます。
そのため、切迫早産だと診断されたら、自宅で安静にするように指示された場合でも、入院時の持ち物などの準備をしておくとよいです。
ただ、切迫早産で安静にしているように指示されている場合、妊婦さん自身では動くことが難しいので、家族の手を借りるなどして準備を進める必要があります。
【入院時に準備する持ち物の例】
- 着替え
- 財布
- 筆記用具
- 保険証
- 母子手帳
- スマートフォン
- 充電器
- 本 など
切迫早産の予防法
切迫早産の予防法には、次のようなものがあります。

煙草を吸わない
煙草を吸うと、早産の傾向が強まるといわれています。
妊娠中は、煙草を吸うのは止めましょう。
歯周病にならないようにする
妊娠中に歯周病になると、早産に至るリスクが大きくなります。
妊娠中又は妊娠を計画している際には、歯周病にならないよう定期的に歯科検診を受けるようにするなどの対策をとりましょう。
適切に体重を増やす
妊娠中は、医師の指示に従い、適切に体重を増やしていくことが必要です。
体重が増加しないと、早産のリスク要因となる可能性があります。
妊婦検診に指示どおり通う
妊娠中は、医師の指示に従って妊婦検診に通うことがとても重要です。
妊婦検診では、切迫早産の兆候がないかといったことも調べてくれます。
そのため、もし切迫早産になりかねない状態になっていても、妊婦検診に通っていれば、早期に発見してもらうことができます。
早いうちに切迫早産の兆候を見つけてもらえれば、働き方や生活の仕方で注意するべき点についての指導を医師からもらうことができます。
そうすれば、切迫早産や早産に至ることを避けることができる可能性が高まります。
妊娠中は、医師に指示された間隔で妊婦検診に通うようにしましょう。
妊婦検診に通うために仕事を休むことができる
会社は、女性従業員が妊婦検診を受けるために必要な時間を確保できるようにする義務を負っています(男女雇用機会均等法12条)。
仕事があって妊婦検診を受けられないという場合は、会社に、妊婦検診を受けるための時間を確保させてほしいことを申し出るようにしましょう。
参考:妊娠が分かったら|働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート
働きすぎ・動きすぎに気をつける
妊娠中は、無理をしすぎると切迫早産などのトラブルを起こすおそれがあります。
妊娠中は、仕事や家事の負担が重くなりすぎないように、周りにも相談しながら調整していくことが大切になります。
働きすぎ・動きすぎにならないようにするためには
働きすぎ・動きすぎにならないようにするためには、職場の人や家族の理解を得て、必要な配慮をしてもらい、負担を減らすことが大切です。
職場と家庭のそれぞれで負担を減らすための方法について、具体的にご紹介していきます。
職場での負担を減らすには
職場での負担を減らすには、職場の上司や労務管理担当者と話し合う必要があります。
その際には、医師から働き方などについて指導をもらっていると、配慮をしてもらいやすくなります。
医師からの指導は、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)に書いてもらうと良いです。
参考:母健連絡カードについて|働く女性の心とからだの応援サイト(厚生労働省)
職場で配慮してもらえることとしては、たとえば次のようなものがあります。
- 満員電車を避けられる時間に始業時間・終業時間を変更してもらう
- 休憩時間を延長してもらう
- 休憩の回数を増やしてもらう
- 勤務時間を短縮してもらう
- 作業内容を制限してもらう(重い荷物は持たせないなど)
- 休業させてもらう など
勤務先にこのようなことを頼んで良いのか、話を聞いてもらえるだろうか、と思い、配慮してもらうよう申し出ることに難しさを感じる方も多いかもしれません。
しかし、会社には、従業員が妊娠しているときには、医師の指導を守れるように、必要な措置を講じる義務があります(男女雇用機会均等法13条1項)。
自分と赤ちゃんの健康を守るためにも、職場の人ときちんと話し合うようにしましょう。
配慮してもらえるよう申し出て不利な取り扱いを受けた場合、このような会社の行為は違法になる可能性があります(男女雇用機会均等法9条)。
【不利な取り扱いの例】
- 自主退職を迫られた
- 降格された など
また、妊娠したことや職場で配慮を受けたことで、職場でハラスメントがあった場合、これも違法になる可能性があります。
参考:母性健康管理に関する用語辞典|働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート
参考:母性健康管理に関する用語辞典|働く女性の心とからだの応援サイト 妊娠出産・母性健康管理サポート
妊娠したことに関連して不利益な取り扱いやハラスメントがあった場合は、社内の相談窓口や弁護士に相談してみましょう。
ワンポイント:切迫早産で休業した場合は傷病手当がもらえる場合がある
切迫早産になり、医師の指示によって休業することになった場合、健康保険から傷病手当金をもらうことができる場合があります。
傷病手当金は、仕事を休んだ日が連続して3日あった場合に、休業4日目から受給することができます(休業したことによって給与をもらえなくなった場合に限ります)。
傷病手当については、交通事故に関連して次のページで解説しておりますので、関心がおありの方は、どうぞご参考になさってください。
家庭での負担を減らすには
家庭での負担を減らすには、家族で話し合うことが必要です。
負担を減らす方法には、家族で家事を分担するだけでなく、家事を減らすという方法もあります。
家事を減らす方法には、たとえば次のようなものがあります。
- 掃除の回数を減らす
- 食事は総菜を活用する
- 家事の負担を減らす家電を購入する など
子供が生まれれば育児で忙しくなりますので、妊娠中のこの機会に、家族でよく話し合い、家事の負担が重くなりすぎないようにしていくとよいと思われます。
特に、医師の指示がある場合は、医師の指示に沿うように生活環境を調整していくことが重要です。
家族の理解を得ることが難しいようであれば、医師から直接説明してもらえないか相談してみることも考えましょう。
ちなみに、弁護士は離婚に関する相談を受けていますが、家事・育児の負担が重いことで夫婦に余裕がなくなって溝が生じ、離婚を考えるに至ったとみられるケースが数多くあります。
子どもが生まれた後も家族円満に暮らしていくためにも、家事負担の軽減には真剣に取り組むことをおすすめします。
切迫早産についての病院の対応に疑問がある場合
切迫早産についての病院の対応に、次のような疑問が生じる場合があります。
- 早産になったのは、切迫早産になっていることを見逃されたせいではないか
- 切迫早産との診断は受けたが、自宅待機ではなく入院にするなど、より適切な治療法があったのではないか
- 実は常位胎盤早期剝離だったのに、当初切迫早産と診断されたせいで、対処が遅れたのではないか
このようなケースでは、医師の過失(医療過誤)があった可能性があります。
医療過誤が疑われる場合には、なるべく早いうちに、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。
弁護士に相談すれば、次のような点についてアドバイスしてくれます。
- どのような場合に医療過誤があったと認められるか
- どのようにして医療機関の責任を追及するのか
- 証拠はどのように集めればよいのか
- 損害賠償額はどの程度となるか
さらに進んで弁護士に対応を依頼すれば、次のようなサポートをしてもらえます。
- カルテの確保、医学文献の収集などを手伝ってくれる
- 病院の説明に立ち会ってくれる
- 病院との和解交渉の窓口になってもらえる
- 病院の説明でわからない点について聞くことができる
- 協力医を探すのを手伝ってくれる
医療過誤について弁護士に相談するメリットなどについては、以下のページもご覧ください。
切迫早産の原因についてのQ&A

切迫早産は動いてもいいですか?
切迫早産の場合、医師からの指示に従って静養することが大切です。医師が「この程度なら動いてもよい」と言っている場合は、医師の指示の範囲であれば、動いてもよいでしょう。
医師から極力動かないように指示された場合は、その指示に従い、できるだけ横になるなど安静にしておくようにしましょう。

切迫早産になりやすい体型は?
もとからやせている人は、切迫早産になるリスクがあるとされています。また、妊娠中に体重が増加しない人も、切迫早産のリスクがあるとされています。

切迫早産が治る確率は?
切迫早産が治る確率に関する統計の情報は、見当たりませんでした。ただ、早産自体については、全体の5~6%に起こるとされています。
早産になった方以外は、切迫早産になっても、早産となる時期(妊娠37週未満)を過ぎた正産期以降に出産しています。
まとめ
今回の記事では、切迫早産についての基礎知識と、妊娠中に働きすぎ・動きすぎになることの問題などについて解説しました。
切迫早産の原因は、働きすぎ・動きすぎとは限りません。
とはいえ、妊娠中は、働きすぎ・動きすぎなどによって身体に負荷をかけすぎないように気をつけることも大切です。
仕事や家事の負荷が重すぎる、という場合には、医師に相談して指導をしてもらいましょう。
その指導の内容を伝えて、職場や家族と話し合って、仕事や家事の負担を調整していくようにしてください。
一方、医師に切迫早産を見逃されて早産になってしまった、切迫早産だったのに適切な対処をしてもらえなかった、などという場合は、医療過誤があった可能性があります。
医療過誤が疑われる場合は、早いうちに一度弁護士にご相談ください。
当事務所でも、医療が関係する問題を多数取り扱い、医学的知識を蓄積してきた人身障害部の弁護士たちが、医療過誤問題にお悩みの皆様のご相談をお受けしております。
電話、オンラインによる全国対応も可能です。
切迫早産に関するケースをはじめ、医療過誤問題でお困りの方は、ぜひ一度、当事務所までお気軽にご相談ください。



