状況

33歳 男性 会社員

借入合計額:3900万円(銀行1社・信販系クレジット3社・サラ金1社)

借入金のうち、3200万円が住宅ローン

家族は妻と子ども1人 住宅ローン月額7万円

収入月額30万円(妻は収入月額20万円)、自宅:あり預金:62万円 自動車:あり

借入の経過

Hさんは、5年前に自宅を3400万円で購入した。

4年ほど前、父が入院したため、実家へ仕送りを行うようになり、生活費が不足するようになった。競馬で生活費を工面しようとしたが、負けが続き、サラ金等から借金をするようになった。気がついたときは、サラ金等の借金が700万円にも膨れあがり、返済不可能となった。

住宅ローンの返済は何とか続けていたが、このままでは自宅も手放さなければならなくなると考え、弁護士に相談した。

弁護士の関わり

受任後、直ちに債権者に受任通知を発出し、返済計画を立てるまでの間、請求を行わないよう通知した。ただし、住宅ローンについてだけは、そのまま支払を継続した。

本件は、依頼者自宅を手放したくないとの強い意向を有していたことから、破産ではなく、個人再生を選択し、裁判所に申し立てた。

その結果、住宅ローン以外の借金700万円のうち、5分の4にあたる560万円は支払を免除され、残りの140万円のみを3年間で分割返済するという認可決定を得た。また、住宅ローンについては、支払を継続することで、手放す必要がなくなった

補足説明

自宅がある場合で、住宅ローンの返済が滞っていない場合、本件のように、裁判所に支払継続の許可を受けることで、期限の利益を喪失せず、個人再生の適用を受けることが可能です。

 

 


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